ウェルネスフーズラボの「ウェルネスフード」とは

ウェルネスフードって?

実はウェルネスフードという「料理ジャンル」はありません。アンチエイジングよりももっと自然な「ヘルシーエイジング」をめざし、心身ともにすこやかにする料理を勝手にそう名付けているのです。

私が食について学んだ大きな3つの柱は、ざっくりと以下のように分類されます。

食育・・・添加物や農薬、有害物質を避ける食品の選び方と下ごしらえ(安全性)
分子栄養学・・・栄養素が効率よくとれる食べ合わせと調理法(合理性)
ローフード・・・栄養素を最大限に生かし、美しさと楽しさにこだわる調理法と食べ方(娯楽性)

3つの柱を「ウェルネスフード」としてさらに分類してみましょう。

①抗糖化・・・抗AGEs &低GI &砂糖OFF
②抗酸化・・・油脂の摂り方
③疾病予防・・・減塩、減コレステロール、減カリウム、減プリン体等の療養食、介護食
④介護予防・・・認知症・フレイル予防、骨と歯と健康、ヘルシーエイジング
⑤美容と美食・・・ダイエット、腸活、更年期対策

すべてのベースに「食育」があり、主に①②④は分子栄養学、⑤にはローフードが役立ちます。しかし双方とも、③のように「持病がある」「未病である」時の対応が抜け落ちています。

③④はヘルシーエイジングのために積極的に疾病を予防する料理です。詳しくは専門医の食事法を参考にしながら簡単な運動や知的作業なども合わせお伝えしていきます。

このようにひとつに固執せず、自分自身が資格取得や信頼できる書籍、研究結果から学んだ知識とを融合させた「良いところどり」の料理が、私が作りたい「ウェルネスフード」ということになりそうです。